「え? もう無いの? さっき開けたばっかりなのに…」
そのお悩み、もう二度と起こりません。**“食べきっても消えないお菓子”**という甘美な夢を、ついに実現しました。
その名も、エンドレス・スナッカー。
このお菓子は、見た目は普通のクッキーやチョコレート、ポテトチップス。しかし内部には、ナノ自己複製モジュール「μ-REGEN」が内蔵されており、食べたそばから、同じサイズ・形・風味のお菓子が自動で元の場所に再生されていきます。
仕組みは、周囲の空気中の水分・糖分・脂質をナノ単位で取り込み、“お菓子物質”を合成→再構成→具現化する、超未来型の「食品自己創成技術」。
パッケージから1枚取り出せば、あなたが食べ終わる前に次が出てきます。永遠に、無限に。
ただし、増殖モードは「食欲連動型」であるため、“もうちょっとだけ…”の欲望に合わせて自動で供給量が増加。
結果として、部屋がお菓子で溢れかえり、食べきれずに囲まれるケースが急増中です。
健康リスクとして、糖尿病・脂質異常・部屋の物理的圧迫死なども想定されています。
■ 販売価格
6,600円(税込・初期チップ&フレーバー登録込み)
※追加フレーバーはアプリから随時DL可能(「キャラメルバターカスタード」「七味梅マヨ」「ゴルゴンゾーラ&ハニー」など)
■ 購入した人のレビュー
★★★★★(5.0/5)
食べても減らない。幸福がループする。気づいたら3時間経ってて、お腹がパンクしそうだったけど、たぶんこのために人類は進化したと思う。
★★★★☆(4.5/5)
パーティーで出したら永遠に無くならず、ゲストが「呪いのお菓子?」って言い出しました。でも美味しすぎて誰も止まらなかった。
★★★☆☆(3.0/5)
気づいたら部屋の隅がチョコで埋まってた。甘い匂いで猫が狂った。しばらく封印してますが、まだパキッて音がしてる…。